メビウスの輪


このブログでは日本人男性が描く、タイ人女性
との正解のない恋愛小説を公開しています。

どんなに傷つけあってもメゲない、日本人男性
独特の優しさと強さ(弱さも)から紡ぎ出される
愛の軌跡を追ってみましょう!

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カツさん

100%愛かもね!、プロローグ

今回私がバンコクで実際であった女の子の話を、形で残そうと考えた。

外道の細道で出て来るneguroさんの名作(パンちゃん物語)に影響を受け、私も小さな擬似恋愛を書き下ろそうと思いました。

neguroさんみたいに、読者を釘付けにするような文章や、美しい表現も私にはできないかもしれませんが、ありのままを、自分なりに考えて書き下ろして行きたいと考えています。

今回、外道さんには親切、丁寧に色々お世話になりました。
この場をお借りいたしまして、御礼申し上げます。

本当に有難うございました。



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100%愛かもね!、第1章(彼女との出会い)

彼女との出会いは、3年前に私がバンコクに訪れた時の事です。
私は、SHU兄貴、HIRO兄貴と何時も一緒にバンコクに来ていた。

初めて連れて来てくれたのも両兄貴です。

この街バンコクに今では20回遊びに来ている。
初めてバンコクに来たのは5年前で、それ以来本当にはまってしまった。

3年前遊びに来たとき、出会った女の子、名前はトムちゃんです。

ユーロマッサージで働いていた。
旅行の最終日に、私とHIRO兄貴はユーロに向かった。

店内に入り、写真を見て2人は女の子を選び、私はトムちゃんを選んだ。
写真より実物のほうが全然可愛くて、私のタイプだった。

日本語はまったく喋らないが、会話は何とか成り立って、楽しい時間を過ごした。

目が大きくてスタイルもよく、気の優しい彼女に、私は一瞬ではあるが恋に落ちた感覚に陥り、最終日に出会った事を心の中で強く後悔した。

もっと早くから出会っていたら。。。なんて事を一瞬思った。
2時間後お店を後にするとき、部屋を出て階段まで見送りに来てくれたとき、私は彼女に言った。

今日私は日本に帰る。
フライト時間まで6時間ある。
一緒に残りの時間を過ごしたいけど、どうにかならないかな?って一生懸命伝えたが意味が通じない。

あたりまえだ!
日本語で言っても伝わるわけがない。

でも、私の必死さを察知したかのように、日本人のオーナーさんの所に行って話したら?
みたいな事をジェスチャーで彼女が言う。

そのオーナーに私は、トムちゃんの事がメチャクチャ気に入り、今日どうしても残りの時間を私は過ごしたいので、お金を払うから、彼女を休ませてくれないかと無茶苦茶なお願いをしてみた。

オーナーは最初戸惑っていた。
私がOKっと言っても、彼女がOKじゃないと無理だし、彼女たちも仕事しないとお金が。。。って言った。
じゃー、彼女がOKならば、私が彼女にお金を払えばOKなのか?って聞いてみたら、オーナーは本人に聞いてくるから少し待っていてくださいと部屋を出て行き、数分後戻ってきた。

彼女もOKって言ってるみたいだし、今日は女の娘の出勤人数も多いので、どうぞって言ってくれた。

うれしかった。

私服に着替え、私の前に現れたトムは、最高の笑顔で私の腕にしがみついてきて、私とHIRO兄貴と、トムはユーロを後にした。

3人でタクシーに乗り、MBKに向かい買い物(お土産)がてら昼食をとる事に。
HIRO兄貴のお気にのSOちゃんも、MBKで合流する事になった。

4人でタイBBQを食べ、HIRO兄貴と私は別れ、別々の行動になる。
トムと色々買い物を楽しんだ。

トムに欲しいものがあれば買ってあげるけど?っと聞くと、特にないみたいで「要らないよ」って言う。
普通、何でも買ってあげるよって言えば、嬉しいって言って引きずり回されるのに、トムは何も言わなかった。

MBKを後にしてタクシーでホテルに向かう。

時間は夕方近くで、バンコクの渋滞に捕まってしまう。
外は大雨が降ってきた。

車は15分で800mくらいしか動かない。
痺れをきかせたトムが、50Bを運転手に渡すと、GOGOって外に出てって言う。

大雨が降っているのに。。。一瞬で2人はびしょ濡れ。

私の手を引っ張りながらトムは走る。
頭からつま先まで雨でびしょぬれ。

地下鉄の入り口までようやく辿り着き、2人はお互いの顔を見詰め合って大笑い!

びしょぬれだね!
でもこの方が早いよ!ってトムが言っていた。

時間ないから、この方がいいよ見たいな事をトムは言っていた。

確かに私には時間がないから、このままタクシーに乗っていたら、ホテルまで1時間はらくにかかってしまう。
でも、雨の中、傘も差さずに走る事はないっと思いながら、トムの言いなりに。。。
びしょ濡れのまま、電車に乗り2人はホテルに着いた。

部屋に入るなり、トムは私の服を脱がし、早くシャワーに入るように言って来た。
私がシャワーを浴びていると、トムも入ってきて一緒にシャワーを浴びる。

シャワーに打たれながら、私たちは抱き合いキスをした。

無心だった。
何もかも忘れていたような気がする。

シャワーも止めずにトムを抱きかかえ、ベットに行き、薄暗い部屋の中で2人は流線型になった。
絡み合う舌、指先、胸から伝わるトムの鼓動、私は夢中になっていた。

お店で初めてトムを抱いた感じではなく、本当に一つになっていた感じを、感触を今でも鮮明に覚えている。

外は雨の音と雷の音が凄い。

2人は絶頂を向かえ、項垂れるようにベットに横たわる。
無言で抱き合い、見詰め合うとなぜだか笑顔が2人から出ていた。

その後、食事をして私は日本に帰った。



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100%愛かもね!、第2章(彼女への思い)

日本に帰ってきてからも彼女の事が気になる。
早速、聞いた電話番号に電話をしてみると、彼女が出た。

「ハローカツ!」
電話の向こうでトムの声が聞こえた。

無事に日本へ帰ってきたことを告げた。
トムは私に仕事頑張ってね!身体に気をつけてね!って優しい言葉を投げかけてくれる。

そして、バンコクに早く戻ってきて、また私と逢って下さいね!みたいな事を言っていた。
私は心からうれしくてたまらなかった。

今まで、バンコクでタニヤの子や、MPの子、GOGOの子といろいろ出会ってきたが、今回トムに抱く気持ちは彼女達にはなかった。

電話番号を聞いて、電話をした事も何度かあったが、愛しく思った事はなかった。

また逢いたいと思った事も何人かはいたが、トムに逢いたいっと思う気持ちは、今までにないくらい、強い気持ちで、本当に自分でもわからないくらい、彼女にのめりこんでいたかもしれない。

不思議な女だ。

人それぞれ、好みやタイプがあるから、絶対とはいえないが、トムは可愛い!っと誰もが言う。
あくまでも私が思う事で絶対ではない。

彼女は毎朝9時に起きて、身の回りのことを済ませ、11時に仕事に行き、毎日23時まで仕事をしているらしい。

日本とタイでは時差が2時間ある。
タイのが2時間遅い。

したがって、日本時間11時が彼女の起きる時間なので、私は11時になると何時も彼女に電話をする事に、そして、彼女も私からの電話で目を覚ます日々が続いた。

言葉は通じないが、数分の電話で話す彼女との会話が、とてつもなく嬉しく、私には幸せな時間だった。

トムが仕事を終り、電話をしてきてくれる事も何度かあった。
ハローカツチャン!ゲンキデスカ?っと日本語で!えええ!トムが日本語で話すなんて!ビックリだ。

簡単な日本語も喋らなかったのに。
後から聞いたら少しずつ勉強しているらしい。

私はタイ語が喋れないので私も努力しなければ。。。
なんて思う瞬間であった。

2人の会話は元気か?御飯食べたか?体調は良いか?仕事頑張ってね!という感じでたわいもない会話しかない。それでもお互いが満足していた。

SMSでは I love u katsu-^^- I miss u katsu-^^-の2パターンがトムからのメールだ。
英語は話せても、英語が書けないって彼女は言っていた。

でも、そんな簡単なメールに、私は心の底から嬉しくて、嬉しくてたまらなかった。
私の心は完全に彼女に奪われていた。

当時、日本に付き合っていた彼女がいたが、私の心の中にはトムの方に心がいっていた。

近くにいる彼女。
遠くにいる彼女。
複雑であった。

当時の彼女は23才で、それなりに可愛い女でした。

私のマンションにもよく泊まりに来るし、デートもするし、普通のカップルで、夜の営みもそれなりに相性もよく普通に付き合っていたが、どうしてもトムの魅力にはまって行く私がいて、デートの回数も、夜の営みも少しずつ減っていった。

それほど、私はトムに引かれていった。
そして、他愛もない事から口論となり、結局彼女とは2年近く付き合ったが別れる事に。私はますますトムへの気持ちが大きくなり、押さえ切れない気持ちで一杯。

前回、初めてトムと逢ってから3ヶ月が経った時、再びバンコクに舞い戻る事に。
私は彼女に対して、彼女がしている仕事に対して、100%の理解をしている。

ジェラシーなどない。

そこに感情を持ってゆくならば、私とトムの間には恋人同士の関係は成り立たない。
もしくは、仕事を辞めさせ毎月彼女にお金を仕送りして、何不自由のない生活を保障してあげないといけない。

私にはそれはできない。
してあげたいと思っても。。。ならば彼女のことを100%理解してあげないといけないという事になる。

でも、心の奥底には自分だけのトムでいて欲しいと言う気持ちはあるが、あえてその気持ちを抑えておこうと強く決めている。



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100%愛かもね!、第3章(再会)

旅立つ前日にトムに連絡をする。
SMSでは事前に連絡を取っていた。

電話で明日行くから、ドムアン空港にPM18:00に待ち合わせをして、電話を切った。

今回は一人でバンコクに向かう。
何処となく、私は緊張していた。

今までは兄貴たちがいたから、後ろをついて行くだけだった私なので、若干の不安もあり、緊張もしていた。

「一番心配だったのはトムと無事出会えるか?」、「本当に時間にトムは来てくれるのか?」、「いなかったらどうしよう?」っと考えていた自分を今でも覚えている。

仮にいなかったら仕方がない。。。あきらめるしかないし、またいい女でも捜せばいいと心に言い聞かせていた。

イミグレを出て、いよいよトムに出会える瞬間が来たが、人が多過ぎて、どこにいるのかわからない状態だった。

取りあえず外にでてタバコを吸いながらトムに電話をするが出ない。
呼び出し音は鳴るが、電話にはでなかった。

時計を見ると約束の時間まではまだ20分ある。
まだまだ時間はあるのでゆっくり待つ事にする。

5時間近くタバコを吸えなかったので、肺の奥まで煙を吸い込むと少しむせた。

約束の時間5分前に私の携帯がなる。
トムからだ!1コールで電話をとると、タイ語でなんやら早口で喋っている。
私には意味がまったくわからないし、どうすればいいのか、困ってしまう。

入り口に立っていた男性(タイ人)に私の携帯を渡し、トムと喋ってもらう事に。
2人は早口でなんやら会話をして、数秒で電話を切った。

男性が外を指を刺し、そこでタバコでも吸っていろ、みたいなジェスチャーで言う。
10分待てと言っていた。

私は外に出て、再度タバコを吸う事にする。
外は独特の匂いと、暑さで少し汗ばむ。

10分がやたら長く感じて、暑さに耐え切れなくなった私は、再び空港内の中に戻り、外をキョロキョロ見渡しながらトムを探す。

約束の10分が過ぎて、再度指定された喫煙場に向かうと、やはり、まだ来ていない。。。
来る事は確信できていたが、やはり、不安でたまらなかった。

時計を見たら、すでに20分が過ぎ、まだ姿が見えない。

電話をしようと何度か思ったが、なんか格好悪いし、電話はしにくかったし、言葉が通じないから無駄って事が頭にあったから、あえて電話はしなかった。

回りには色々な国の人がいて、ある外国人に(お前は誰か待っているのか?)みたいな事を言われ、私はその通り、彼女を待っているんだけど、もうすぐ30分になるって何とか英語で話す。

外国人の方も理解してくれたみたいで、そうなのかみたいに言っていた。
何処から来たのか?名前は?年はいくつだ?見たいな他愛もない会話をしていたら、後ろから私の肩を誰かがたたく。振り向いたら花束が!そして花束の横からちょこんと顔を出すトムがいた。

3ヶ月ぶりの再会に、私はトムーーーーって抱きしめた。
相変わらず、いい匂いがして、胸のふくらみが私の胸板に当たる。

話を聞いたら、渋滞でタクシーが動かなかったらしい。
で、途中で花を買ってきたから少し遅れたの。。。ごめんねって言っていた。

言葉がわからないから、私が推測で考えた事である。
改めて花束を受け取る。

私は今まで生きてきて花束をもらう事は初めてで、恥ずかしいと言う感覚に、そして同時に嬉しいと感覚を感じた。

タクシーに乗りホテルに向かう。
車内ではトムがしきりに話しかけてくる。

表情からはもの凄く嬉しそうで、はしゃいでいるように見えた。
そんなトムを見ていると、幸せだと感じる自分が嬉しかった。
幸せはなるものではなく!感じるものだと思う。

ホテルに着き、チェックインを済ませ部屋に入る。

今回、トムにお土産として、和柄の巾着袋と、浴衣と、帯と、女の子用の下駄?のセットと、指差し会話帳を買ってきた。

浴衣って行っても高額なものではなく、セット価格で安いものだった。

丁度、日本も夏の始まりで、浴衣が安く売っていたので、これは喜んでもらえると思い、トムの顔を思い出しながら、どれが似合うかなーっと、想像しながら買って来たものだ。

浴衣を見るなり、トムは大喜びで、着ていた服を全部脱ぎ捨て、袖を通した。

帯はわかりやすい説明書きがあったので、何とか私が巻いてあげる事ができ、浴衣を着終わった姿を改めてみたら。。。完璧だった。

もの凄く似合っていた。
トムも鏡の前で大ハシャギで部屋中を歩き回って喜んでいた。

こんなに喜んでもらえるとは思っていなかったので、私は心から嬉しかった。
御礼のキスもこれでもかってされた。

帯を外し、浴衣を丁寧に脱いだトムと一瞬目と目が会った。
トムは私のところに来て私の服を脱がしベットに。。。

私の汗ばんだ体中を、何かを確かめるように愛撫するトム。
シャワーに行こうっと行ってもNO!と言うトム。

私の暑く膨らんだ場所に顔を埋め、優しく丁寧にキスしてくれた。

私は感情を抑える事ができずに、トムの身体に溶け込んでいくように、白く透き通ったトムの身体に溺れるように身を沈めていった。

3ヶ月、逢えなかった欲求が、今この瞬間爆発してしまった。
自分でコントロールできなかった。
ただトムを愛している。。。ただそれだけだった。。。

トムは、私の欲求を全て身体で受け止めてくれた。
今、まさに幸せを100%感じていた。

その夜は、色々話をしながら食事を楽しみ、ホテルに帰り、私たちは身体と身体を絡ませながら、長い夜をすごした。

100%愛に支配されていた。
擬似恋愛だと頭ではわかっていても、考える事さえできない状態に私はなっていた。

そして、初めて2人でバンコクの朝を向かえた。。。



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100%愛かもね!、第4章 (初めての朝)

前日の夜は、幸せを100%感じた夜だった。

何もかも忘れてトムの身体に私は溶け込んで行った。

朝、カーテンの隙間から光が差し込んできて、私は目を覚ました。
横には天使のような顔をして、スヤスヤ寝息を小さく立てながら、トムは眠っていた。

トムと初めて迎える、初めての朝に私は心から喜びを感じていた。
嬉しくて。。。嬉しくて。。。

カーテンを開けると、雲ひとつない快晴!

窓越しに私は背伸びをして、身体全身に力を入れる。
太陽から放たれる光が、私の胸板に突き刺し、身体の中の薄汚れた何かを、消し去ってくれているような感じだ。

ソファーに深く座り、太陽光線を浴びながら、煙草に火を点け、ゆっくり煙を吸っては吐いて、至福のひと時を過ごす。

ベットには天使のトムが。。。
私は幸せいっぱいの気分でたまらなかった。

そうこうしているうちに、トムが目を覚まし、ベットから起き上がってきて、私の横に来た。
まだ、完全には起きていないみたいで、私にもたれかかりながら眠ってしまう。

時計を見るとAM9:00!まだまだ眠たいだろうから、トムを抱きかかえベットに。
私はまたソファーに戻り、煙草に火をつけ、朝の日差しを身体全体で受け止めながら、今こうして彼女と一緒に朝を迎えられた事に喜びを感じつつ、何時までこの気持ちがもてるのだろう?続くのだろう?考えてしまった。

まだ、2人は始まったばかり。
先のことは全然今は考えれないし、バンコクの旅4日間(擬似恋愛ドラマ)を楽しもうという事に徹すると、心に決めた。

時計は10:00を指すのに起きようとしないトム。
私が起こしに行くと、今日は休むという。

私は仕事に行くものだと思っていたから、その一言がやけに嬉しくてたまらなかった。
トムも目を覚まし2人で朝食を食べに、1階のレストランに行く事にする。

レストランには、色々な国の人がたくさんいて、賑わっている。
そして、いろいろな国の男性が、タイの女性を連れて食事をしに来ている。

当然、そこの従業員に、(タイの女を買って、遊んでる)なんて思われているんだろうな。
俺もそうなんだけど。。。

少し気が引ける。。。がトムは違っていた。
朝からテンションは上げ上げで、めちゃくちゃはしゃいでいた。

サラダにヨーグルトをかけて、オレンジジュースと、目玉焼きを美味しそうに食べていた。
しかも、私のTシャツと短パン姿で。。。どこから見てもそれデカイだろう!って誰もが思うスタイルで。。。私が恥ずかしくなるような格好で。。。でも無邪気にニコニコ笑っているトムの顔を見ているとなぜだか笑いがとまらなかった。

朝食を済ませ外に煙草を吸いに行く!トムは目と目が合った知らない人でも気軽におはよう!って声をかける!相手もそれに返事をしてくる。その事がすごく嬉しくてたまらないと彼女トムは言う。何が嬉しいのか私にはわからないが、すがすがしい気分にはなれるのは、なんとなくわかる。−^^−

煙草を吸いながら今日の予定をトムと立てる。
とりあえず、14時位まで寝て、マッサージ行って、MBK行って、トムのアパートに行く事になり部屋に戻る。

部屋に入ると、昨日2人が燃え尽きたベットは、綺麗にシーツが取り替えられていた。
そのベットにトムを押し倒して朝から。。。

それに抵抗する事もなく、身体の力を抜いて、受け入れ態勢のトム。
昨日の夜はあんなに激しかったトムだか、朝はやはり少し恥ずかしそうな感じ。。。そんなトムも可愛く私は必死に腰を動かし上からトムを見つめ、下からトムも目を細めながら見ている。

私は興奮していた。
今、まさに私の欲求が満たされている。

この瞬間が嬉しくて、気持ちよくて。。。言葉にできない。
トムは身体全体で私を受け止めてくれた。



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プロフィール

山岳民族の雄

メビウスのポーンちゃんです。
タイの少数民族出身の43歳!!
ある日本人の援助でチェンマイ大学の日本語学科を卒業し、今はタイのチェンライで日本文学を研究しています。
日本人の旦那さんと一児の母
よろしくお願いいたします。

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